環境会議

理研の地球環境問題に対する取り組みや研究活動を、
包括的に推進していく機関として『環境会議』を設置しました。

 理化学研究所では、所内事業活動の全般において省エネルギー化対策、自然エネルギーの利用、廃棄物排出量の低減、グリーン購入など、これまで環境への対応を積極的に推進してきました。これら従来の取り組みは安全衛生活動の一環に環境対応を位置づけ、包括的な安全確保へ向けた取り組みとして進めてきたものです。しかし、年々深刻さを増す環境問題に対し早急かつ実効ある対応が必要となる中で、環境対応を担う専門機関として本年度より環境会議を設置しました。環境会議は基本となる指針を策定し、これに基づく具体的施策(アクションプラン)の立案、実施、管理及び評価を行うなど、総合的な環境マネジメント体制を担います。
 さらに、理研では自然科学の総合研究機関としての責務を強く認識し、環境問題にかかわる研究活動を重点化し、新しい環境保全技術の開発や、植物科学研究の推進、省エネルギーを実現する各種取り組み推進など、地球環境問題の解決に貢献する研究活動をいっそう進め、またその情報や研究成果を積極的に公開していきます。

〔環境マネジメント体制〕

環境マネジメント体制