「市民公開講座?こんな分野もあった!あなたの知らない科学?」を開催
身近な話題から最先端の科学をわかりやすく解説
兵庫県姫路市で行われた「第23回日本放射光学会年会」に合わせ、2010年1月9日、「市民公開講座?こんな分野もあった!あなたの知らない科学?」(姫路市と共催)を開催。同市をはじめ、播磨広域、そして兵庫県外から合計343名の方にご来場いただきました。
まず知的財産戦略センターの辨野義己特別招聘研究員が、「見た目年齢は“腸”で決まる!?大切な腸内環境コントロール?」と題して講演しました。腸に悪い菌がとどまると、肌のトラブル、免疫力や認知力が低下するなど解説し、腸内環境を整えることの大切さを紹介しました。次いで、X線自由電子レーザー計画合同推進本部の北村英男グループディレクターが、「X線解体新書 ?レントゲンからXFEL まで?」と題して講演しました。また、理研播磨研究所の大型放射光施設「SPring-8」を使った研究紹介や、 SPring-8に隣接して建設中の「XFEL」建屋内などの映像紹介なども行い、X線の歴史から最先端科学について紹介しました。
講演終了後に設けた質問コーナーでは、研究者への積極的な質問が飛び交い、科学をより身近に感じていただくことができました。