クリスマス「子ども科学教室」を開催
楽しい実験に熱中する子供たち
理研では、子供たちの科学教育に関する取り組みに協力しています。2009年のクリスマスには「和光市子ども科学教室」（和光市教育委員会主催のイベント）が和光研究所で開催され、和光市在住の小学3年生?6年生までの50名が集まりました。
当日は①蓄光剤（長残光発光体ウルトラ・グロー）とポリウレタン樹脂（ハイキャスト）を用いて夜光バッジをつくる実験、②蓄光剤、洗濯糊（PVA）、ホウ砂（四ホウ酸ナトリウムの飽和水溶液）を用いて夜光スライムをつくる実験を行いました。白衣を着た子どもたちの真剣な表情は、科学者そのもの。できたバッジやスライムを太陽光に当てた後、暗くしておいた別室へ持って行くと「わぁ?！光ってる！」という大きな歓声が、実験をしている部屋まで聞こえてきました。多くの子どもたちがすでに経験したことのあるスライム作りですが、光るものは初めてとのこと。クリスマスの楽しい思い出となったようです。