廃棄物の削減
廃棄物の分別を徹底し適正な処理をするとともに、
リサイクル可能なものは再資源化に努めています。
■ 一般・産業廃棄物排出量
一般廃棄物は自治体の基準に従い処理しています。
一般廃棄物は事業所の属する自治体基準に基づいて分別し、処理することを基本としています。また、自治体によるリサイクルゴミの分別が行われていない地域では、専門業者に委託するなどの取り組みを始めています。自治体による廃品回収に協力している地域もあり、各事業所が所属する地域の事情に合った対応をしながら、最大限のリサイクルに努めています。
■ 研究系廃棄物排出量
多種多様な研究系廃棄物は専門業者に委託処理しています。
研究活動に伴って発生する廃棄物の種類は多岐にわた ります。これらの廃棄物はその有害性や危険性などに よって分別収集します。その後、各事業所では、自治体 から許可を得ている産業廃棄物処理業者に委託して処理・処分をしています。研究廃液はその一部を有価物としてリサイクルされています。
和光研究所では研究室で不要となった試薬のリサイクルを実施し、他の研究室で極力利用するよう努めてい ます。
■ 放射性廃棄物引き渡し処分量
放射性廃棄物は廃棄するまで厳重に保管しています。
実験の過程で発生した放射性物質を含む廃棄物(放射性廃棄物)は、廃棄物の性状により分別収集し、金属製のドラム缶などに密閉して保管します。保管中は容器の破損や劣化などの異常の有無を点検するとともに、容器表面の放射線量や放射性物質による汚染の有無の測定などを行い、異常のないことを確認しています。その後、国から許可を得ている廃棄業者に引き渡し、処分しています。
PCB含有廃棄物は法律に従い適切に管理しています。
漏洩対策などの措置を行い保管しているPCB含有廃棄物
ポリ塩化ビフェニル(PCB)を含有している廃棄物については、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」に従い、その保管状況について自治体を通じて国に届け出ています。また、PCB廃棄物専用の保管庫において流出・飛散防止などの措置を行い適正に保管しています。