理研の地球環境問題への取り組みを、包括的に推進しています。
理研では、所内事業活動の全般において省エネルギー化対策、自然エネルギーの利用、廃棄物排出量の低減、グリーン購入など、これまで環境への対応を積極的に推進してきました。年々深刻さを増す環境問題に対し、早急かつ実効ある対応が必要となる中で、研究所の環境対応を担う専門機関として2008年度に環境会議を設置しました。環境会議は基本となる環境行動指針を策定し、これに基づく具体的施策(アクションプラン)の立案、実施、管理及び評価を行うなど、総合的な環境マネジメント体制を担います。
理研は、環境に配慮した研究所運営を最重要課題とし、経営理念を実現するために、研究所に働く一人ひとりの自覚と、研究所の活動に関わる関係者との協力により、積極的・継続的に環境問題の解決に取り組みます。
- 環境負荷の低減や地球環境問題の解決に貢献する研究活動を積極的に推進し、自然科学の総合研究所としてふさわしく、かつ先進的な研究成果の創出に努めます。
- エネルギー使用の合理化、化学物質の適正な管理、廃棄物の削減などによる環境配慮活動を積極的に行います。
- 環境負荷低減活動や地球環境問題の解決に貢献する研究活動に関する情報を積極的に公開し、社会との対話に努めます。
- 研究所が一体となって環境負荷の低減を図るため、効果的な環境配慮体制を整備するとともに、職員等への環境教育を実施します。