木材やコンクリート、汚泥など、建設工事に伴って発生する建設廃棄物は、建築物の増改築などにより大量に発生し、通常は産業廃棄物として処分場に搬入され、埋立てられています。
しかし、粘土を原料にして、高温で焼成した瓦廃材は、セラミックの性質を保持し、「瓦チップ」として再利用できるため、「土からできている瓦を土へかえす」という循環型社会の形成に貢献できる材料として注目を浴びているのです。
和光事業所の中央地区駐車場では、購入した「瓦チップ」を駐車場エプロンに敷設し、循環型社会形成に寄与しています。
「瓦チップ」の駐車場エプロンヘの敷設は、
- 透水性があるため、水たまりを作らない。
- 断熱性があるため熱伝導率が低く、ヒートアイランド化防止に貢献する。
- 雑草が生えにくい。
- 滑りにくい。
- 景観の向上。
- 安価である。
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瓦チップを敷設した和光事業所駐車場
などのメリットがあることから今後一層の拡大が期待されます。