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平成25年度 国際特別研究員 募集要項

 独立行政法人理化学研究所（以下「理研」という。）は、理研が推進している研究課題を創造的かつ独創的な発想で遂行し、将来国際的に活躍することが期待される外国籍の若手研究者を、平成25年度の国際特別研究員として募集します。

1. 制度の概要

 理研は、創造的かつ独創的な発想を有する外国籍の若手研究者を「国際特別研究員」として受け入れ、理研が推進している研究課題についてより一層の発展を目指すとともに、世界に開かれた研究所として、積極的に外国籍研究者を受け入れる本制度を創設しました。また、理研においては、様々な国籍を有する研究者を受け入れることにより、国籍を超えて互いに切磋琢磨する研究環境を実現し、より世界に開かれた研究所として世界における研究をリードしていくことを目指します。

 国際特別研究員は、理研が持つ研究環境を最大限に利用し、研究室運営者のもとで、理研が推進している研究課題を創造的かつ独創的な発想で遂行することが期待されます。

2. 募集分野

物理学、化学、生物科学、医科学、工学の科学技術分野で、理研が進めている研究課題に関連する分野

3. 募集人数

18名程度

4. 応募資格

応募者は以下の全ての資格を満たすこと。

  1. 外国籍の方。
  2. 平成19(2007)年1月1日以降に自然科学の博士号を取得した方（採用日までに取得見込みの方を含む）。
    ※ なお、平成18年12月31日以前に博士号を取得した者であっても、研究職以外での就職など、研究活動を中断していた期間がある場合、上記の日付から中断をしていた期間分さかのぼって応募資格者として認めることができるものとする。中断期間の例：産休・育休、民間企業等への就業(研究職以外)
  3. 平成25(2013)年度内（平成25(2013)年4月1日〜平成26(2014)年3月31日）に着任可能な方。
  4. 理研と雇用関係にある者は応募を不可とする。但し、平成23年度以降に新規採用された方については、応募可能。

5. 勤務地

理研内の受入研究室の所在地

※ 主たる勤務場所を海外とすることを予定している場合は、事前に事務局へ相談すること。

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6. 契約期間

  1. 採用日〜平成26(2014)年3月31日。
  2. 当該年度の契約終了前の所要の評価により、採用日から起算して3年間を上限として再契約が可能。
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7. 待遇

給与は、年俸制で487,000円/月(社会保険料、税込み)、その他、通勤手当（実費、上限45,000円/月）、住宅手当（家賃の一部）の支給あり。理研共済会（互助組織）に入会（理研共済会規約による）。

赴任旅費（当研究所規程に基づく）の支給あり。

休日は、土日、祝日、年末年始（12/29-1/3）、当研究所設立記念日。

その他、当研究所規程による。

研究費として、1,000,000円/年を受入研究室に配賦。

＊給与は、平成23年度実績
＊日本学生支援機構奨学金(平成15年度までに大学院第一種奨学生に採用されている場合）の返還特別免除の対象職です。
＊外部研究費（科学研究費補助金等）の申請資格有り。
＊契約期間中に産前産後休業及び育児休業を取得したときは、規程により、契約期間の延長ができます。
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8. 応募方法及び締切日

[応募方法]
(1)応募希望者
a)受入を希望する理研の研究室（以下、受入研究室）への連絡及び受入可能性の検討:
応募希望者は、受入研究室へ連絡を取り、自らの研究領域・研究業績等について説明を行って下さい。その上で、受入研究室の所属長と十分に協議し、受入研究室で遂行している研究課題への参加可能性、研究課題、研究計画、研究分担等について検討を行って下さい。
但し、今回の公募で受入をしない研究室もありますので、下記資料でご確認下さい。
（参考：「受入対象の研究室一覧」当資料は随時更新を予定しています。更新日にご注意下さい。）

b)書類の作成・提出:
b)において、受入研究室の所属長から受入の承認が得られ、研究課題等について合意がなされた場合には、次項に示す必要書類を作成の上、 受入研究室あてに提出して下さい。提出前に、必ず(10)の応募書類点検票で提出書類を確認して下さい。

c)応募登録:
5月31日（木）までに、以下のウェブサイトにアクセスし、必要項目を記入・登録してください。その際に発行される受付番号(F25＋数字3桁)は応募書類作成の際に必要となります。
（URL：https://sv84.wadax.ne.jp/~riken-fs-com/registration2012/form2_en/)

[提出書類Ａ（応募者）]
(1) 国際特別研究員採用申請書（写真貼付のこと）  - 正本1部
(2) ＣＶ(curriculum vitae)  - 正本1部
(3) 主要な研究業績の要旨  - 正本1部
※本資料の目的は、申請者が従来実施してきた研究の中でも、最も主要な業績についての情報を審査委員に提供することにあるので、その業績の解説（ＰＲ）を簡潔にかつ要領よくＡ４用紙１枚に記述のこと。また共著論文に関しては申請者が貢献した部分に関して記述する事。主要な業績が複数あって関係する論文も多数にわたる場合は、研究業績リストに記載する際に符号を付し、その符号を文中に引用しておくこと。
(4) 研究業績リスト  - 正本1部
(5) 研究計画書  - 正本1部
※研究課題名、研究目的、研究内容、年次計画をＡ４・３枚以内に記載のこと。
(6) プレゼンテーション資料  - 正本1部
※本資料の目的は、申請研究課題の内容について、面接審査の代わりとして審査委員に提供することにあるので、PowerPointなどのプレゼンテーションソフトを使用しＡ４用紙５枚（スライド5枚分）に記述のこと。
(7) 研究業績を評価できる方1名ないし2名からの推薦書 - 正本1部
※様式はありませんが、宛先は「理化学研究所理事長」としてください。また、必ず推薦者の氏名及び連絡先とともに署名を記載してください。別送とする場合には、封筒に申請者の氏名を記入の上、平成24年6月7日(木)までに受入研究室あてお送りください。
(8) 上記（1）〜（6）のコピー - 4セット
（（1）〜（6）を順番に並べて1セットとし、左肩をクリップ止めのこと）
(9) 代表的な論文3編以内の別刷 - 各4部 (複写でも可)
(10) 応募書類点検票 - 正本1部
(11) アンケート（任意） - 正本1部

[提出方法]
提出書類Ａ一式を封筒に入れ、表面に「国際特別研究員応募書類在中」と明記の上、 受入研究室に持参又は郵送して下さい。 郵送の場合は必ず配達状況及び結果が確認できる方法（書留又は宅配便）を用いてください。

[提出締切日]
平成24(2012)年5月31日（木）午後5時（日本時間）【必着】


(2)受入研究室
a) 提出書類Ａの確認:
応募者から提出された提出書類Ａ一式の内容を確認してください。その際、書類提出前の合意事項と異なる内容で申請がされている場合には、必ず応募者とコンタクトを取り、申請内容について、応募者との齟齬が生じないようにしてください。

b) 書類の作成・提出:
次項に示す必要書類をダウンロードし、記入して下さい。その上で、外務部あてに提出書類Ａ一式と併せてご提出下さい。

[提出書類Ｂ（受入研究室）]
(1) 国際特別研究員受入申請書 - 正本1部
(2) 上記（１）のコピー - 4セット
(3) 応募者からの提出書類Ａ - 一式

[提出方法]
提出書類Ｂ一式を封筒に入れ、表面に「国際特別研究員応募書類在中」と明記の上、外務部に持参又は送付して下さい。送付の場合は、配達状況及び結果が確認できるよう、郵送（書留）又は宅配便をご利用ください。所内便利用については、確実性が担保できかねますので、ご遠慮下さい。

〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
独立行政法人理化学研究所
外務部 国際特別研究員担当

[提出締切日]
平成24(2012)年6月14日（木）午後5時（日本時間）【必着】

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9. 選考方法およびスケジュール

(1)選考は、書面審査および合議審査により実施します。
(2)選考結果については、受入研究室の所属長及び応募者に、平成24(2012)年9月中旬頃に文書で通知します。

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10. 問合せ先・提出書類Ｂ送付先

独立行政法人理化学研究所
外務部 国際特別研究員担当
〒351-0198 和光市広沢2-1
Fax: 048-463-3687
Email: fpr@riken.jp

＊問合せはE-mailまたは FAXで行って下さい。電話での問合せは受け付けません。
＊応募状況、審査の詳細等に関する問合せは一切受け付けません。

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11. その他

  1. 提出書類については、「国際特別研究員受入申請書」以外は英語で作成してください。
  2. 提出書類に不備がある場合は、受理しないことがあります。
  3. 提出書類の返却、差し替え等には応じかねますのでご了承下さい。
  4. 提出していただいた書類は、理研の個人情報保護規程に則り厳重に管理し、審査の用途に限り使用されます。これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。
  5. 応募に要する費用は全て応募者の負担とします。
  6. 研究成果の取扱等詳細については契約によります。
  7. 申請は、一人一研究室のみの申請としますが、研究課題は複数の提出が可能です。
  8. 本募集要項の内容については、当研究所予算の成立を前提としており、事情により変更があり得ます。
  9. 採用日までに博士号を取得できない場合、採用が取り消されます。
  10. 着任後、赴任旅費（交通費、移転料、着後手当）が支給されます。
  11. 国際特別研究員は、採用期間中に、他の奨学金やフェローシップ等を受給することはできません。
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