ユビキチン・プロテアソームシステムは、細胞内外の環境に応答してタンパク質を選別し分解する精巧な調節機構であり、その破たんによってがん・免疫異常・神経病などの様々な疾患をもたらす。近年分子機構が明らかになるにつれ、このシステムによるタンパク質分解やプロテアソーム形成そのものも、動的なプロセスとして捉える必要があると分かってきた。本シンポジウムでは、プロテアソームの発見者や、新しい計測系を用いてアプローチする研究者などを講演者として迎え、ユビキチン・プロテアソームシステムをダイナミクスとして理解する方法を探る。
開催日 | 2013年1月17日(木) |
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時間 | 13:50~ |
場所 | 理化学研究所 和光研究所 生物科学研究棟 大セミナー室(S311) |
主催 | 理化学研究所 望月理論生物学研究室 |
アクセス | 理研和光キャンパス・研究室までのアクセス |
お問い合わせ | tel:048-467-8422(代) email:g.kurosawa[at]riken.jp 担当 黒澤 |
13:50~14:00 | 「はじめに」 望月 敦史(理化学研究所・望月理論生物学研究室) |
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14:00~15:00 | 「プロテアソームバイオロジー」 村田 茂穂(東京大学大学院薬学系研究科・蛋白質代謝学教室) |
15:20~16:00 | 「プロテアソームダイナミクス:分子集合から顆粒形成まで」 佐伯 泰(東京都医学総合研究所・蛋白質代謝研究室) |
16:20~17:00 | 「生細胞計測から得られるプロテアソーム複合体の情報」 白 燦基(理化学研究所・佐甲細胞情報研究室) |
17:00~17:20 | 「総論」 田中 啓二(東京都医学総合研究所) |
18:00~ | 懇親会 |