「バイオものづくり」
シンポジウム
2020年12月4日(金) 10:00-16:00
オンライン開催
理研「バイオものづくり」シンポジウムは、バイオテクノロジーと化学、さらに様々な工学技術を融合した新しい学問、科学技術に関する講演、議論を毎年行い、今年度第15回を迎える。今年度は、主に、医療用素材をもとにする組織工学、ドラッグ・デリバリー、バイオセンサーについて議論する。組織工学は、臓器を生体内外で再構築しようとする研究で、再生医療とも関連し、1990年代から盛んに研究され、最近ではオルガノイド研究とともに注目されている。バイオセンサーは、診断や医薬品開発に役立てようと近年その重要度が増している。ドラッグ・デリバリーは、「体内病院」としても近年注目を集め、従来の医薬品の効き目を高める技術として注目を集める。本シンポジウムでは、これらの課題に共通する医療材料素材をバイオインフォマティクス技術とともに、その基礎から応用までに関する講演と議論を行う。
プログラム
10:00-10:40 理研 秋元 淳 「刺激応答性ナノ粒子の構造変化を利用した機能および化学反応性の制御」
10:40-11:20 理研 向井 英史 「PET分子イメージング活用診断・創薬と、バクテリアがん治療へ向けた基礎薬学的研究」
11:20-12:00 東工大 西山 伸宏 「機能性ポリマーの精密設計に基づくナノメディシンの開発」
12:00-13:00 休憩<60分>
13:00-13:40 理研 田中 克典 「生体内合成化学治療」
13:40-14:20 東大 坂田 利弥 「診断医療における半導体バイオセンサの可能性」
14:20-14:30 休憩<10分>
14:30-15:10 早稲田大 浜田 道昭 「核酸医薬品開発に向けたバイオインフォマティクス技術」
15:10-15:50 東北大 山本 雅哉 「再生医療への応用を目指した生体機能性ハイドロゲルの創成」
参加申し込み:ここをクリックしてWebフォームでお申し込みください。参加費は無料です。接続先URL等の詳細は、後日(12月1日頃)ご登録のメールアドレスにお送りします。
主 催:国立研究開発法人理化学研究所(伊藤ナノ医工学研究室 主任研究員 伊藤嘉浩)
協 賛:日本化学会・高分子学会・日本薬学会・日本生物工学会・日本生物物理学会・日本バイオマテリアル学会・日本DDS学会・日本人工臓器学会・応用物理学会
連絡先: 理化学研究所 伊藤ナノ医工学研究室
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 研究交流棟W503
TEL:048-467-4979(直通)
Email : bio-mono15@ml.riken.jp
開催告知ポスターPDF版は → こちら