あらゆる分野で省エネルギーが課題となっていますが、エレクトロニクスや我々の研究領域であるナノエレクトロニクスにおいても “熱”およびその輸送をどのように理解し制御するかが大きな課題となっています。集積回路の発熱の問題はその最たる例です。また、ナノスケールにおいてはバルクとは異なる考え方をする必要があると思われます。今回は、ナノスケールにおける“熱“を取り上げ、その課題と制御の指針を考えたいと思います。
http://sogo.t.u-tokyo.ac.jp/access.html
13:00 横山 直樹(産業技術総合研究所)
「グリーン エレクトロニクスの現状と展望」
13:40 宮崎 康次(九州工業大学工学研究院)
「微小領域における熱輸送現象」
14:20 芝原 正彦(大阪大学大学院)
「ナノ粒子・ナノ構造の熱物質移動への影響」
15:00 休憩
15:20 Zahid A.K. Durrani (Imperial College London)
「シリコンナノワイヤアレイにおけるゼーベック係数」
16:00 Ron Jansen(AIST)
「シリコンにおけるスピンゼーベックトンネリング」
16:40 内田 建(慶應義塾大学)
「熱を意識した集積デバイス設計」