12月9日(火)に、SPring-8から車で10分程にある佐用町立三日月中学校に出張授業に行ってきました。中学2年生に「自然のいろいろな現象と光」を切り口に、
SPring-8とXFELでどのような光が作られ、どのように使われるかということを紹介しました。
今回講師を勤めたのは企画調整グループの馬塚係員で、生徒達を巻き込んだ体験型の授業を行いました。
虹や空の色、そして海の色といったような身近な現象を例に取り上げ、光の性質を紹介し、油の中でビーカーが消える実験や、「光は波」ということを実感してもらうための偏光板マジックなども行いました。
生徒や先生からの鋭い質問には木田光春グループディレクターが答え、活気ある授業となりました。
今回驚きだったのが、これほど近くにあるにも関わらず、SPring-8に見学にきてくれた事がある生徒は1名だけでした。
今回の授業をきっかけに、SPring-8やXFELといった世界最先端施設を身近に感じ、興味を持ってくれる生徒が増えてくれたらと思います。
今後も、研究所を飛び出して、少しでも多くの子供達にSPring-8やXFEL、そして科学全体に興味を持ってもらえるような機会を作っていきたいと思います。
来年1月には同中学校3年生の出張授業を予定しておりますので次回のご報告もお楽しみに!
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虹は何で出来るのだろう |
初めての偏光板に生徒達は興味津々 |
生徒や先生から色々な質問が出ました |
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